すねを鍛える

 わたしが極真空手をはじめて まずした事は すねを鍛えました。ご存知のように極真空手は直接打撃制のため スパーリング、組手などのとき 上段回し蹴りで顔面をとらえたり 下段にきれいに入ったりしたとき 相手はテレビで見るように簡単に倒れてくれませんし それどころか攻撃した自分の足の方が 倒れるくらい痛いのです。自分が相手の顔面を蹴って相手が倒れず 自分が倒れたのでは 笑い話にもなりません。

 そこで通勤時(普通のサラリーマンのため)に 毎日40分のマイカー通勤の車の中で 助手席に置いたビールビンで 信号待ちのたび コツコツとすねを叩いていました。毎日 通勤する日はコツコツ叩くのですから 1年もすれば けっこう痛くなくなるものです。(本当は 硬いものでコツコツ叩くのではなく やわらかいものを強く叩いたほうがいいと 松井館長は言っていましたが)

 今でも助手席には ビールビンを置いてますが 時々 人を車に乗せた時 
「山本さんは ビールが好きなんですねえ。」
と必ずといっていいほど 質問してきます。(本当はほとんどお酒は飲めないのですが)いつも
「ええ、まあ。」
とか言ってごまかします。今では道場には砂袋があるため それで コツコツやっています。

 それと 効果があるかないかわかりませんが 昔から毎日 骨が強くなるようにと牛乳を飲んでいます。食事の後 風呂上り 寝る前 私にとっては お酒みたいなものです。


 

 


足腰を鍛える

 私は普通のサラリーマンのため、学生や若い人と同じように1日中 空手ばかりやってるわけにはいかず、稽古や鍛錬する時間が限られるため 普段の生活の中ですこしずつでも鍛えることができるようにしています。


1 家族でショピングセンター、デパートなどに買物に行った時、私と息子(小1)はエレベーター、エスカレーターは使わず階段を歩くようにしています。(女房と娘はエレベーターですが)
 今では体が自然と階段の方を歩いています。

2 トイレに行って 用をたした後 周りに人がいない時は その場でかかとを上げて下ろす動作(スタンディングカーフレイズ)を100回ほど行います。
 その後 逆につま先を上げて下ろす動作(トゥレイズ)を100回ほど行います。

 スタンディングカーフレイズは下腿部後面の下腿三頭筋、トゥレイズは下腿部前面の前脛骨筋を鍛えます。
 上段回し蹴りの得意な人(松井館長など)はこの下腿三頭筋(ふくらはぎ)が異常に発達しているそうです。

3 家族で出かけた時などで その場の状況が許す場合、娘(4才)をかたぐるまして歩いたり、階段を上り降りしたりして足腰を鍛えています。


このようにして普段の生活の中で無理せず足腰を鍛えられるように心がけています。